ゴジラ・メガムリオン(Godzilla Megamullion)もしくはゴジラ・ムリオン(Godzilla Mullion)は、沖ノ鳥島南東約600キロメートルの公海の海底に存在するドーム状の高まりである[1][3]。名称は日本の怪獣映画『ゴジラ』にちなむ[1][2][4][注釈 1]。周辺一帯をゴジラメガムリオン地形区(ゴジラメガムリオンちけいく)と称する[1][2]。 沖ノ鳥島と北マリアナ諸島のほぼ中間に位置するゴジラ・メガムリオンは、2001年(平成13年)、日本の大陸棚確定のための海底調査により発見された[1]。メガムリオン(megamullion)は「巨大なムリオン("Mullion"=「方立」)を意味する言葉であり[6][注釈 2]、「メガムリオン地形」とは地下のマントルが露出して固まったものと考えられる岩塊がドーム状をなしている地形を指している[1][注釈 3]。海洋コアコン