兵庫県議会9月定例会は22日、閉会した。県の情報漏洩(ろうえい)問題に伴う斎藤元彦知事の給料削減案は、6月定例会に続き、継続審査となった。また、会期を通じて県議からは内部告発文書問題に関する質問が相…
兵庫県議会9月定例会は22日、閉会した。県の情報漏洩(ろうえい)問題に伴う斎藤元彦知事の給料削減案は、6月定例会に続き、継続審査となった。また、会期を通じて県議からは内部告発文書問題に関する質問が相…
兵庫県の斎藤元彦知事(47)が30日、大阪・関西万博会場内「関西パビリオン」で行われた映画「種まく旅人~醪(もろみ)のささやき~」(篠原哲雄監督、10月10日公開)の舞台あいさつに登壇した。主演の菊川怜、篠原監督も出席した。 日本の第1次産業を応援する映画「種まく旅人」シリーズ最新作。兵庫県淡路島を舞台に淡路島で作られる日本酒と兵庫県を代表的な産地とする酒米「山田錦」にフォーカスし、そこにかかわる人々のものづくりの精神と現場で起きている問題や葛藤がリアルに描かれる。ロケは兵庫県内ですべて行われた。 舞台あいさつの前には関西パビリオンの外で記念撮影が行われた。この日は多くの来場者が訪れ、斎藤氏は菊川らよりも先に登場すると、「あの人、知ってる」「斎藤さんや」と声がかかり、スマートフォンで撮影が始まると、斎藤氏は片手を振って応えた。 大屋根リングの下に集まった群衆の中にいた男性から「辞めろ!」と
兵庫県の斎藤知事の告発文書をめぐる問題を調査する百条委員会の委員を務めた県議会議員が、動画投稿サイトに「デマを広げた」などと投稿されたことに対し、動画の削除を求めた裁判で、東京地方裁判所は、削除を認めない判決を言い渡しました。 兵庫県議会の百条委員会の委員を務めた丸尾牧議員は、斎藤知事の告発文書をめぐる問題でYouTubeに投稿された複数の動画の中で、「裏を取らずにデマを広げた」などといったうその内容で名誉を傷つけられたとして、運営会社に動画の削除を求めました。 東京地方裁判所の林雅子裁判官は判決で、「動画の表現では、デマとされる情報の具体的な内容は明らかではなく、議員がデマを拡散した根拠となる具体的な事実の指摘はない。公職者である議員への批判の域を逸脱するとは言いがたい」と指摘し、訴えを退けました。 【丸尾議員「今後も毅然と対応」】 丸尾牧議員はNHKの取材に対し、「判決文が届いていない
兵庫県の斎藤元彦知事の定例会見を巡り、記者が交流サイト(SNS)やユーチューブで実名や顔写真などをさらされる事例が相次いでいる。昨年の知事選前から、知事に批判的な質問をした記者の実名を挙げて誹謗中傷する投稿が拡散。所属する報道機関にも抗議が寄せられ、担当替えの検討や、取材活動が制限されるような事態も発生している。専門家は「深刻で異常な事態」と警鐘を鳴らす。 会見は原則として週1回、記者クラブと県の共催で開かれている。29日の会見では記者の一人が前回の質問後にネットで非難や中傷が殺到し、担当替えが決まったと明かした。その上で「こうやって記者が萎縮すれば、職員や議員も萎縮していく」と問題提起した。
兵庫県知事選での斎藤元彦氏の演説を編集し、男性がSNSに投稿した動画の一部。約1500万回再生された(男性提供) 20日に投開票された参院選では交流サイト(SNS)での発信に力を入れる候補者や政党が目立った。ただ、SNS上では依然として真偽不明の情報が蔓延(まんえん)し、有権者をミスリードするリスクをはらむ。利用者はどう向き合えばよいのか。昨年の兵庫県知事選を巡る発信を悔やんでいるという男性(31)に話を聞いた。 兵庫県出身で北海道在住の男性が、斎藤元彦知事の疑惑告発文書問題に関心を持つようになったのは昨年9月ごろ。当時、県議会調査特別委員会(百条委員会)やメディアから職員へのパワハラ疑惑などを追及される斎藤氏をみて、「批判一色。100対0の構図に違和感を覚えた」と振り返る。 男性の興味を加速させたのは、政治団体「NHKから国民を守る党」(当時)党首の立花孝志氏が斎藤氏支持を掲げ、知事選に
兵庫県の告発文書問題で、文書を作成した元西播磨県民局長(故人)の私的情報が漏えいした問題を巡り、県職員の男性が14日、神戸新聞の取材に応じ、政治団体代表の立花孝志氏と会ったことを認めて、「私は単に(情報を)運んだだけ」と漏えい行為への関与をほのめかした。男性は同日、立花氏が尼崎市内で行った街頭演説で、同氏に私的情報を渡した人物として名前を挙げられていた。 男性は取材に対して、立花氏と会って名刺交換をしたと回答。私的情報を渡したかは「記憶にない」「何とも言えない」などと明言を避ける一方で「私はオレオレ詐欺で言ったら、出し子とか受け子みたいな末端」などとも語った。 男性は一連の告発文書問題について「なんでこんなにダラダラするのか。全部情報を出して、みんなに審判を仰いだらいい」と不満を口にした。また、立花氏に実名を挙げられたことには「当惑している」とした。 私的情報は元県民局長の公用パソコン内に
6月3日に開会した兵庫県議会は10日間という短い会期ながら、斎藤元彦知事(47)と議会によるバトルの“天王山”と位置付けられている。そんな中、追及のカギとなり、知事の命運を握る最重要人物に浮上しているのが、かつての「最側近」だという。 【写真を見る】“お土産”を「俺がもらっていく」と堂々お持ち帰り 高級ガニを手に満面の笑みを見せる“パワハラ疑惑”の斎藤知事 *** 斎藤知事が情報漏洩を指示した可能性「知事本人が全く辞めるつもりがないので、もはや司直の手を借りて辞職を促すほかないと考えています。県の第三者委員会によって先日、情報漏洩(ろうえい)が認定された元総務部長に対し、議会が主体となって地方公務員法(守秘義務)違反で刑事告発すべきだとの声が急速に広がっています。仮に側近が刑事罰に問われれば、知事も“知らぬ存ぜぬ”では済まされなくなる」 こう語気を強めて話すのは、最大会派・自民党所属のベテ
兵庫県の斎藤元彦知事への内部告発に端を発した一連の問題を受け、斎藤知事に対する県議会(定数86)の対応が焦点となっている。朝日新聞が今月、全議員83人(欠員3)を対象にアンケートを実施したところ、斎…
斎藤元彦兵庫県知事の疑惑を告発した元県幹部の男性の私的情報が漏えいした問題で、井ノ本知明元総務部長から情報資料を示された迎山志保県議が2日までに取材に応じ、当時の状況を証言した。井ノ本氏は分厚い資料を抱えて会派控室に現れ、告発文書問題について「追及したら恥をかく」と説明したという。 県の第三者委員会は5月に公表した報告書で県議3人への漏えいを認定。動機について3人は「男性の人格に疑問を抱かせ、告発文書の信用性を弾劾する点にあった」と捉えているとし、第三者委は「知事らの指示で県議会一部会派への根回しの趣旨で漏えいした可能性が高い」と指摘した。 立憲民主党県議らで構成する議会会派「ひょうご県民連合」で政調会長を務める迎山氏によると、井ノ本氏は昨年4月19日午後、事前連絡なく控室を訪問。両手に持ったファイルから私的情報の資料を示した。他の県議や職員にも見せて回っていることをうかがわせる発言もあり
兵庫県の斎藤知事は告発文書を作成した元局長の私的情報の漏えいをめぐり、組織のトップとして責任をとるためとして、みずからを減給50%、3か月の処分とする案を明らかにしました。 議会側からは反発の声も上がっています。 兵庫県の定例県議会が3日開会し、斎藤知事は本会議で、告発文書を作成した元局長の私的情報の漏えいについて「保有文書を適正に管理すべき県として、県民や元局長、その家族などに深くおわびする。私自身も、組織の長として県保有情報の管理責任を重く受け止め、給与の減額措置を行いたい」と述べました。 本会議のあと斎藤知事は記者団に対し、みずからの処分について「給与の20%を3か月間減額することで準備を進めている。今、3割カットもしているので、合わせて給与が半分に減額する形になる」と述べ、7月から3か月間、減給50%とする案を明らかにしました。 県によりますと知事の給与は条例で月額134万円と規定
斎藤元彦知事の疑惑を告発する文書を作成した兵庫県の元西播磨県民局長の私的情報が漏えいした問題の第三者調査委員会(以下、第三者委)は、今月27日に報告書を発表した。当時の総務部長(以下、元総務部長)による秘密漏えいを認定するとともに、これが斎藤知事らの指示で行われた可能性を指摘。「知事の指示」に踏み込んだ報告書に激震が走る中、この問題を追い続けた元テレビ朝日法務部長の西脇亨輔弁護士は、事実の核心を突き詰めないままでの「幕引き」に危機感を示した。 斎藤元彦知事の疑惑を告発する文書を作成した兵庫県の元西播磨県民局長の私的情報が漏えいした問題の第三者調査委員会(以下、第三者委)は、今月27日に報告書を発表した。当時の総務部長(以下、元総務部長)による秘密漏えいを認定するとともに、これが斎藤知事らの指示で行われた可能性を指摘。「知事の指示」に踏み込んだ報告書に激震が走る中、この問題を追い続けた元テレ
公務員が職務上知り得た秘密を漏らすことは地方公務員法に違反する行為ですが、第三者委の調査で「斎藤知事及び片山元副知事の指示のもとに行われた可能性が高い」と結論づけられるような情報漏洩は、なぜ起きてしまったのでしょうか。 まず、井ノ本総務部長(当時)は、第三者委の調査に対し「別の幹部職員も同席する場で、斎藤知事から『そのような文書があることを、議員に情報共有しといたら』と指示された」と説明しました。 第三者委が、この「同席した幹部職員」にも話を聞いたところ、『その私的情報があったということも含めて、根回しというか、議会の執行部に知らせておいたらいいんじゃないかという趣旨の発言があった』と証言し、井ノ本氏の説明が裏付けられた形となりました。 さらに片山副知事(当時)も、この幹部職員から報告を受けていたということです。片山氏は第三者委の調査に対し「『知事から井ノ本氏に、元県民局長の私的情報につい
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