2025年9月30日、バージニア州にあるクワンティコ海兵隊航空施設(Marine Corps Base Quantico)で行われたアメリカ軍幹部が集まる重要な会議に出席したトランプ大統領は戦艦の復活は選択肢の一つとして検討していると発言した。 「これは実際に我々が検討していることだ。側面装甲の厚さは6インチ(約15センチ)で、アルミニウムではなく鋼鉄製だ。アルミニウムではミサイルが近付くだけで溶けてしまう。そういう船は今はもう作られていない」 強力な甲板砲を備えた大型で重装甲の戦艦は、主に大砲を使った撃ち合いが中心だった20世紀の大部分において海軍力の頂点だった。16インチ砲は、約2000ポンド(約97キログラム)もの砲弾を発射できた。戦艦は圧倒的な火力を戦闘にもたらしたが、最後の戦艦は1990年代初頭に退役し、その時代は終わりを迎えた。戦艦の大砲が実戦で最後に放たれたのは、湾岸戦争の時