【読売新聞】 読売新聞社が21~22日に行った緊急全国世論調査で、高市内閣の支持率を石破内閣と比較すると、若年層の支持が大幅に上昇していることが分かった。 高市内閣を「支持する」と回答した人の割合を年代別にみると、18~39歳が80
堺市で昨年7月、あおり運転で車をバイクに追突させ、男子大学生を死亡させたとして殺人罪に問われた無職中村精寛(あきひろ)被告(40)(堺市南区)の裁判員裁判の初公判が15日、大阪地裁堺支部であり、中村被告は「故意に追突させたことはない」と殺意を否認した。 起訴状では、被告は昨年7月2日夜、堺市南区の大阪府道で乗用車を運転中、堺市西区の大学4年高田拓海さん(22)運転のバイクに追い抜かれたことに立腹して追跡。高田さんが死ぬかもしれないと認識しながら時速96~97キロで追突し転倒させ、殺害したとされる。 被告は罪状認否で「被害者を死亡させたのは事実だが、腹を立て、追いかけ回したことはない」と述べた。 冒頭陳述で検察側は、被告が自車の前を走る高田さんのバイクに対し、前照灯をハイビームにしてクラクションを鳴らし、時速約70キロで走行したと説明。バイクが別車線に移ると被告も車線変更し、時速約100キロ
東京・銀座の中央区立泰明小学校が、イタリアの高級ブランド「アルマーニ」にデザインを依頼し、最大約8万円の標準服の導入を決めたことを巡り、同小の児童が登下校中に通行人らから服をつままれるなどの嫌がらせがあったことが区や同小への取材で分かった。 区教育委員会は19日の登下校時から、通学路に職員数人を配置し、同小の教職員らとともに児童の見守りを強化している。 区などによると、アルマーニ監修の標準服の導入方針が表面化した今月8日以降、児童から学校側に報告があった。登下校中の児童が通行人から服をつままれ、「これがアルマーニか」と言われたことがあった。また、別の児童は見知らぬ人から「あれが泰明小の子か」などと言われ、嫌な思いをしたという。
夫婦以外の卵子や精子を使った体外受精の実施を国内で初めて公表した諏訪マタニティークリニック(長野県下諏訪町、根津 八紘 ( やひろ ) 院長)で、今年7月末までの約20年間に夫の実父から精子提供を受けた夫婦114組から、体外受精で計173人の子どもが誕生していたことが分かった。 17日午後に長野県松本市で開かれる信州産婦人科連合会学術講演会で発表される。 同クリニックは2014年7月、夫の実父から提供を受けた精子による体外受精で、13年末までに夫婦79組から計118人が誕生したと発表。それから2年半余りで誕生数は約1・5倍に増えた。同クリニックによると、1996年11月から今年7月末まで、夫に精子がない160組が、夫の実父(50歳代~70歳代)の精子と妻の卵子で体外受精を行い、妻の子宮に移植。142組が妊娠し、114組が実際に出産した。
コンビニエンスストア首位のセブン―イレブン・ジャパンは15日、レジ横で販売しているドーナツを、19日から全面刷新すると発表した。 2014年10月に投入し、ローソンなども追随したことで、コンビニとミスタードーナツとの「ドーナツ戦争」が話題となったが、最近は売れ行きが伸び悩んでいたことが要因とみられる。 調査会社の富士経済によると、16年の国内のドーナツ市場は1149億円の見込み。セブン―イレブンは「ドーナツ市場そのものを広げたい」との意気込みで、16年度の売上高目標を600億円としていた。 だが、コンビニ2位のローソンと合算しても、16年の両社のレジ横販売ドーナツの売上高は510億円にとどまると予測する。
4日午後2時頃、北海道せたな町大成区太田の山林で、山菜採りをしていた苫小牧市の会社員女性(45)が後ろからヒグマに襲われた。 女性は肩や腕をかまれて重傷を負い、病院に運ばれたが、命に別条はないという。 せたな署によると、女性は知人(63)と2人でギョウジャニンニクを取るために入山。山菜採りを終え、知人の後ろを歩いて下山中、林道から約1キロ・メートルの山中で襲われた。ヒグマは体長約2メートルで、知人が枝払い用に持っていたナタでヒグマの顔をたたくと、山中に逃げた。 山林に入る林道入り口には「クマ出没注意」の看板が設置されており、よく出没する地域。せたな町では昨年4月、現場から約10キロの北檜山区新成の山林で、1人で山菜採りをしていた女性(当時52歳)がヒグマに襲われて死亡した。
【ソウル=中川孝之】韓国大統領府の●庚旭(ミンギョンウク)報道官は17日、3月下旬のオランダでの核安全サミットの際、韓国が日米韓首脳会談に応じる条件について、「日本が歴史問題などの懸案について、誠意ある措置を速やかに取らなければならない」と述べた。(●は門構えに、中が「文」) 韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は15日、安倍首相がいわゆる従軍慰安婦問題をめぐる河野談話の継承を明言したことを評価した。だが、報道官の発言は、首脳会談実現には、慰安婦問題などで日本が追加の対応を取る必要があるとの認識を示したとみられる。 報道官は首脳会談については、「具体的に決まったものは何もない」と語った。その上で、「日本が誠意ある姿勢を見せ、建設的な対話ができる準備が整えば、韓国が対話しない理由はない。韓国政府は対話のための対話より、生産的な結果を得られる対話が重要だと考える」と強調した。 韓国の報道では、安倍首
香川県さぬき市の市立中学校で1月末、保健体育の男性教諭(59)が授業中に日本刀(真剣)を使った居合を見せ「行き過ぎた行為」として市教委から口頭注意を受けていたことがわかった。 市教委によると、教諭は1月31日、2年生の剣道の授業で、女子生徒27人に対し、刀を鞘(さや)から抜きざまに振るう居合を見せた。教諭は居合道4段、剣道2段で、日本刀所持の許可を得ていた。生徒とは7メートル以上離れていたという。 今月4日、保護者から市教委に「危ないのでは」との相談があり、発覚した。口頭注意は5日付。 教諭は昨年11月の宿泊学習の際に「生徒に真剣の居合を見せたい」と校長に申し出て却下されていた。教諭は「剣道を理解してもらおうと、見せたい気持ちが勝ってしまった」と話しているという。
【北京=竹内誠一郎】中国紙「新京報」などによると、上海の復旦大学の研究グループが11日、「三国志」の英雄、曹操(155~220年)の子孫の遺伝子染色体を特定したと発表した。 曹操を巡っては、河南省安陽県で2009年末に発見された陵墓と遺骨について真偽論争が起きたが、DNA鑑定で決着する見通しだという。 研究グループは09年から、家系図で曹操の子孫とされる曹姓の男性280人などから約1000件のサンプルを採取。絞り込みをかけた結果、一部に共通して非常に珍しい型の染色体を発見。安徽省で出土した曹操の大叔父の歯からも同じ型の染色体が検出されたため、曹操一族に特有の型であると断定した。 曹操については、漢代の丞相(じょうしょう)、曹参の子孫だったとの説や曹操を支えた夏侯一族の出身だったとの説があった。しかし、今回の結果により、曹操と曹参、夏侯一族とはともに血縁はないことが立証可能という。同大学は今
電車とホームの間に足を挟まれた女性を救出するため、車両を押して傾ける乗客や駅員ら(22日午前9時19分、JR南浦和駅で)=繁田統央撮影 本紙が22日夕刊で報じた、さいたま市のJR南浦和駅での女性客救出劇は、現場に居合わせた本紙記者の写真と共に世界各地でも報道された。 ホームと車両の間に落ちた女性を乗客らが力を合わせ助け出したニュースに、「うちの国だったら、乗客は眺めるだけで何もしなかったかもしれない」「英雄的な行動」などの称賛の声が上がっている。 米CNNテレビは22日夜(日本時間23日午前)、キャスターが「日本から素晴らしいニュースです」と前置きし、本紙の写真と共に女性救出を報じた。キャスターは「生死に関わる状況で、駅員と乗客が冷静に協力した」と称賛。「おそらく、日本だけで起こりうること」として、電車が約8分後に通常運転を再開したことも合わせて伝えた。 英各紙がロイヤルベビー誕生の特集紙
27日には政府の日本銀行の正副総裁人事案をめぐり、国会議員団宛てに怒りをぶちまけた2通のメールを一斉送信し、党内に動揺が広がった。 橋下氏がメールを出したのは、日銀総裁人事案への対応で「まず民間人から選択するのが維新の会の哲学だ」と求めたのに対し、議員団から「橋下氏は口を出すな」との声が出ていることを知ったからだ。1通目では「これからは口を出しませんが、以後、維新の会にはかかわりません」と突き放した一方で、「政党がおかしな方向に行けば、代表として意見を言うのは当然だ」と訴えた。2通目では「国会議員の感覚に付いていけません」と付け加えた。
東日本大震災後の社会不安の高まりを受けて、国の補助金で3月にスタートした無料相談ダイヤルに電話が殺到し、開設2か月あまりでパンク寸前となっている。 「死にたい」「5日間何も食べていない」など深刻な悩みも多く、厳しい世相を反映している。 一般社団法人「社会的包摂サポートセンター」(本部・東京)が行う24時間対応の「よりそいホットライン」。貧困、失業、いじめなどあらゆる悩みを1か所で受け止めるワンストップ型の支援が好評で、1日約2万件の電話に対し、つながるのは1200件程度だ。 全国38か所の支援拠点で、午前10時~午後10時は計30回線、深夜・早朝も計10回線を用意。1回線に2人の相談員がつき、計約1200人が交代で対応する。活動に協力する各地の弁護士などが必要に応じて助言。命に関わる場合には、福祉団体などの支援員が相談者のもとへ駆けつける。 インターネット上の口コミなどで存在が周知され、今
覚醒剤売買に関する書き込みを放置したとして、インターネット掲示板「2ちゃんねる」の関係先が警視庁の捜索を受けた事件で、掲示板の管理会社とされるシンガポール企業は、実体がないペーパーカンパニーだったことが現地での取材でわかった。 管理会社の取締役は読売新聞の取材に、名義を貸しただけで、2ちゃんねるの存在すら知らないと証言。警視庁は、2ちゃんねるの管理は国内で行われていたとみて、実態解明を進めている。 シンガポール中心部の中華街「テロックアイヤー通り」。2ちゃんねるの管理会社とされる「パケット・モンスター社」の登記簿上の本社は中華料理店が立ち並ぶ一角のビルにあった。 2ちゃんねるの元管理人の西村博之氏(35)の著書などによると、2ちゃんねるは2009年にパケット社に譲渡され、現在はパケット社が掲示板を運営しているという。 しかし、このビルに入っていたのは会社の連絡代行サービスを行う「リクビン」
1995年2月に発生したオウム真理教による目黒公証役場事務長、仮谷清志さん(当時68歳)拉致事件で警察庁に特別手配され、17年近くにわたって逃亡を続けていた平田信容疑者(46)が31日深夜、警視庁丸の内署に出頭、1日未明に逮捕監禁致死容疑で逮捕された。 平田容疑者は「区切りをつけたかった」などと供述しているという。同庁は、逃亡中の足取りの解明を進めるとともに、現在も逃亡を続ける特別手配犯2人の所在についても事情を聞いている。 同庁幹部によると、平田容疑者は31日午後11時50分頃、ダウンジャケットにジーパン姿で丸の内署に出頭。宿直の警察官に「平田信です。出頭しました」と告げたという。リュックサックには下着や着替え、シャンプーなどが入っており、所持金は数万円だった。髪は肩まで伸びていたが、変装はしていなかったという。同庁が指紋を確認したところ、平田容疑者と一致した。 平田容疑者の逮捕容疑は、
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