実の母親から肉じゃがに入れた玉ねぎの切り方をキショがられたことがある。「なんでそんな切り方するの?気持ち悪い。ゾッとする」って。玉ねぎの繊維を断ち切るみたいな切り方したら言われた。繊維を断ち切るように切ったほうが味が染みやすくておいしいよってどこかで知ったからやってみた。でもそれは母親からしてみたら「私と違う切り方をした!気持ち悪い!!」だった。
父親は父親で何を作っても「なんでこんな味付けするかなぁ」「こうやった方が美味しいのにわからないんだ?」といつも言っていた。
いつものお礼に作ったつもりのご飯は毎回毎回ダメ出しされて、その度に私は「ごめんなさい。次は気をつけるね」と言い続けた。2人から「おいしい」って言ってもらいたくて、家を出る直前まで作り続けた。その頃には「まぁいいんじゃない?」くらいにはなっていた。
そのおかげかどうか知らんけど大人になって友達や夫に料理を出すと「おいしい!」と言ってもらえる。その度に高校生の私が救われる気がする。
増田が本心を押し殺して「ごめんね」と家族に言わされていたxx年後、本心を隠して「おいしいね」と言わされている家族の姿が!
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そらよっぽどクソまずいんでなければ美味しいって言っとくのはフツーだろ 何言ってんの?
尾崎豊撲殺事件の原因を作った女優さんがうたった歌。 土曜日の玉ねぎ。「それはまるで私ね」という歌詞を思い出した。
よかったね。とりあえず、お疲れ。