国内最高齢100歳のバスケットボール選手、在間弘さんの引退試合が12日、札幌市の北海きたえーるで行われた。
大正14年(1925年)生まれの在間さんは現在、クラブチーム「札幌ロートルズ」に在籍。1月19日に100歳の誕生日を迎えたことで引退を決断。長年の功績をたたえ、この日開催されたB1リーグのレバンガ北海道対滋賀戦の前座で引退試合が実施された。
試合ではフリースローの場面でコートイン。年齢を感じさせない正確なスローで、成功率3割超の29本中9得点を決めた。試合後、「100歳まで生きてきて、こんな晴れがましい引退試合をしてもらえたのは人生最高の思い出になる」と喜んだ。