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いい夫婦の出会いは?婚活に世代間ギャップ…30代50代は婚活番組世代

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「文通」「合コン」から「マッチングアプリ」へ――。結婚相手を求める婚活の方法が時代によって変化していることが、明治安田生命(東京都千代田区)が「いい夫婦の日」(11月22日)にちなんで行ったアンケート調査で明らかになりました。同社は、婚活方法にテレビ番組などのトレンドが反映されるとし、お見合いバラエティー番組の影響を強く受けた50代と30代を「婚活番組世代」と見ています。

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アンケート調査は、全国の既婚男女20~79歳を対象に、10月12~16日にインターネットで実施。男女合わせて1620人(20~70代の各年代270人、男女各810人)が回答しました。

40代は「合コン」、70代では「文通」も

婚活で「合コン」が主流だったのは40代(画像はイメージです)
婚活で「合コン」が主流だったのは40代(画像はイメージです)

結婚相手を探す婚活について経験の有無を尋ねたところ、「婚活をしたことがある」と回答した人は15.4%でした。年代別では30代が最も多く、5人に1人 (21.1%)が婚活の経験がありました。

婚活の具体的な内容(複数回答)について、全年代では「婚活パーティー・婚活イベント」(40.0%)がトップで、「友人・知人の紹介」(31.6%)、「お見合い」(28.4%)、「合コン」(27.2%)と続きました。

婚活方法を年代別で比べると、物心ついた頃からスマホやSNSに親しんでいる20代は「マッチングアプリ」(51.0%)が最も多く、30代と50代では「婚活パーティー・婚活イベント」がそれぞれ50.9%、54.1%でトップでした。

40代は「合コン」が48.9%、60代と70代は「お見合い」がそれぞれ60.0%、66.7%で最も多い結果となりました。70代の中には、「文通」という回答もあったそうです。

30代はお見合いバラエティー番組が影響

年代によって婚活方法に違いがみられることが明らかになり、調査を行った明治安田生命は、30代と50代について、「『ちょっと待ったぁ!』で有名なあの番組や、芸人が司会をしていた大規模なお見合いイベントバラエティーのためでしょうか。テレビ番組に影響を受けた、“婚活番組世代”と言えるのかもしれません」と解説。

40代についても、「多くのドラマで合コンシーンが登場していた影響では」と、バラエティーやドラマなどのトレンドを反映していると分析しています。この世代が20代だった2000年には、客室乗務員のヒロイン(松嶋菜々子さん)が合コンに明け暮れる恋愛ドラマ「やまとなでしこ」(フジテレビ系)が話題となりました。

現在の50代には懐かしい、とんねるずが司会を務めた「ねるとん紅鯨団」(フジテレビ系)、30代にとっては「ナイナイのお見合い大作戦!」(TBS系)が、それぞれ結婚を意識する時代に人気を集めていました。

明治安田生命の担当者は「若い方の出会いのツールとしてマッチングアプリに抵抗がある親世代もいますが、20代の中には『誰が来るか分からない婚活パーティーや合コンのほうが抵抗ある。スペックがすでに分かっているアプリのほうが効率的』という意見もあります」と、時代によって変わる出会いの“常識”を説明しています。
(読売新聞メディア局 鈴木幸大)

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4759968 0 大手小町 2023/11/21 12:50:00 2023/11/21 17:26:51 https://www.yomiuri.co.jp/media/2023/11/20231120-OYT8I50137-T.jpg?type=thumbnail

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