前尼崎市長側のXアカウント凍結、「虚偽通報」を書類送検…偽計業務妨害と公選法違反容疑
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昨年11月の兵庫県知事選で落選した前尼崎市長の稲村和美氏(52)の後援会が選挙期間中、不特定多数によるX(旧ツイッター)への虚偽通報で運営するアカウントを凍結されたなどとする告訴・告発について、県警は20日、偽計業務妨害、公職選挙法違反の容疑でそれぞれ神戸地検に書類送検した。捜査関係者への取材でわかった。容疑者を特定できているかどうかは明らかになっていない。地検は刑事処分について慎重に判断する。
後援会は昨年11月、氏名不詳の人物らが知事選期間中にXへの虚偽通報を一斉に行い、同会のアカウントを2度凍結させて選挙運動を妨害したとして、偽計業務妨害容疑で県警に告訴状を提出。また、不特定多数によるXへの虚偽投稿で選挙運動を妨害されたなどとして公選法違反容疑で県警に告発状を提出していた。