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能登半島地震での災害ボランティア用として、石川県は13日、日本航空学園能登空港キャンパス(輪島市)に宿泊拠点を設け、運用を開始した。最大約100人が利用でき、自家用車での県内入りや連泊にも対応可能で、復興を加速させる効果も期待されている。
県のボランティア向け宿泊施設は、2月に穴水町の旧向洋中学校に設置したものに続いて2か所目。
新しい拠点では、校舎の教室内にテントや簡易ベッドが設置されたほか、隣接する空港の駐車場や同学園の売店、風呂が利用可能となっている。ボランティア活動の申し込み時に予約でき、無料で利用可能だ。
この日午後、拠点の運用が始まると、さっそく利用者が宿泊の受け付けをしていた。広島県から訪れたという非常勤教員の男性(66)は「これから暑いなかでの作業も出てくると思うので、お風呂があるのはありがたい」と話していた。