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サン・ファン号4分の1で再現石巻、今秋一般公開

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設置作業が行われた2代目の復元船(17日、石巻市で)
設置作業が行われた2代目の復元船(17日、石巻市で)

 老朽化で解体された復元船「サン・ファン・バウティスタ号」を4分の1サイズで造り直した2代目復元船の設置作業が17日、休業中の県慶長使節船ミュージアム(石巻市)で行われた。マストの取り付けや装飾などをして5月末頃に完成し、今秋の再オープン時に一般公開される。

 サン・ファン号は、仙台藩主・伊達政宗の命を受けた支倉常長らが太平洋を渡った使節船。1993年に原寸大(全長55・3メートル、高さ48・8メートル)で復元されたが、東日本大震災の津波で損傷し、老朽化で崩壊する恐れもあるとして2022年に解体された。

 2代目は全長14・2メートル、高さ12・3メートル。繊維強化プラスチック製で、木造船の質感や色を精巧に再現した。この日は静岡県の造船所で造られた船体が広場に運び込まれ、作業員が重機でつり上げて土台に設置した。

 同ミュージアム企画広報課の高橋正法課長(39)は「見応えのある船になっている。サン・ファン号に対する様々な思いを受け止めながら、同館を国内外の多くの人に売り出したい」と話した。

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