伊達な侍　市街地巡る

宇和島　姫役に武田さん

　「 伊達（だて） なうわじまお城まつり」が４日、宇和島市の宇和島城などで始まった。呼び物の武者行列では、松山市出身のアーティスト武田雛歩さん（２５）が姫役を務めた。まつりは５日まで。

　「秀宗公入部伊達五十七騎大武者行列」では、１６１５年に宇和島藩の初代藩主・伊達秀宗が５７人の家臣と宇和島入りした様子を再現。武田さんは山車に乗り、公募などで選ばれた秀宗役の男性や 甲冑（かっちゅう） 姿の家臣団ら約１００人とともに、市街地を巡った。

　家臣を演じた英国出身で市内の中学校に勤める男性は「侍はかっこいい。少し暑かったが、おもしろかった」と満足そうだった。

　５日は城山公園で「子ども合戦ゲーム」やお笑いライブなどが催される。