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12日の「看護の日」に合わせ、県医療労働組合連合会と県民主医療機関連合会は11日、弘前市の津軽保健生協会館前で、人員と賃金の増加を求める署名を集めた。
看護、介護職の労働環境を知ってもらおうと1989年から毎年開催している。この日は20~60歳代の看護師や薬剤師ら約50人が参加し、勤務中と同じ服装に身を包み、「看護師を増やしたい」などと通行人に呼びかけた。集めた署名は国会に提出するという。
弘前市の看護師石黒かおりさん(49)は「人手が足りないため患者さんと向き合う時間が少なく、休憩も取れないことがある。少しでも人が増えて、環境が良くなれば」と話していた。