最後の元老・西園寺公望の私塾から始まり…立命館創立125周年、記念講演は客員教授の彬子さまが
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立命館大などを運営する学校法人立命館の創立125周年式典が18日、京都市左京区の国立京都国際会館で開かれ、法人関係者や卒業生ら約1000人が節目を祝った。
首相などを務めた西園寺公望が1869年に私塾として開き、1900年、立命館大の前身・京都法政学校が設立された。現在は2大学と付属中学・高校4校、小学校1校を運営し、計約5万人が学ぶ。
式典では、大学院を修了した華道家元池坊の池坊専好次期家元が生け花を実演。仲谷善雄総長は「150周年を迎える2050年に向け、世界最高水準の研究大学を目指す。研究、教育、社会貢献が一体となって価値を創造するため若者の志や夢を実現するためすべての力を結集する」と語った。
客員教授を務める三笠宮家の彬子さまが「京都で学ぶ 京都に学ぶ」と題して記念講演し、自身の京都での暮らしや、日本文化を支える職人の研究などを紹介された。