[go: up one dir, main page]

篠山紀信さん死去、83歳…宮沢りえさんらの写真集が社会現象に

スクラップ機能は読者会員限定です
(記事を保存)

「スクラップ機能」に登録したYOL記事の保存期間のお知らせ。詳細はこちら
メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 芸能人から現代の都市まで幅広く撮影し、写真集や雑誌で活躍し続けた写真家の篠山紀信(しのやま・きしん)さんが4日、死去した。83歳だった。妻は歌手として活躍した南沙織さん、次男は俳優の篠山 輝信(あきのぶ) さん。

展覧会場で自身の作品を解説する写真家の篠山紀信さん(2021年6月、東京・恵比寿の東京都写真美術館で)
展覧会場で自身の作品を解説する写真家の篠山紀信さん(2021年6月、東京・恵比寿の東京都写真美術館で)

 東京生まれ。日本大芸術学部在学中、広告会社に入社。広告写真で才能をみせ、1968年、フリーに。70年代に入り、未来感覚のヌードを目指した「NUDE」、リオのカーニバルを撮影した「オレレ・オララ」などの写真集で声価を高めた。

写真家の篠山紀信さん(2019年)
写真家の篠山紀信さん(2019年)

 79年、南さんと結婚した。歌手の山口百恵さんなど時代を体現するスターを撮り続けた。さらに複数のカメラで撮影した現代都市のパノラマ「シノラマ」や、世界の名建築など、幅広い被写体で実力を発揮した。

 「激写」と称して女優やアイドルを精力的に撮影し、雑誌の表紙やグラビアを席巻。91年には、写真集「water fruit」でヘアの写ったヌード作品を発表。さらに人気絶頂の女優、宮沢りえさんを撮った「Santa Fe」が社会現象となった。

 歌舞伎や宝塚、バレエダンサー、相撲の力士、ディズニーランドなど、多彩な被写体に挑み続けた。

スクラップ機能は読者会員限定です
(記事を保存)

使い方
速報ニュースを読む 「エンタメ・文化」の最新記事一覧
注目ニュースランキングをみる
記事に関する報告
4901055 0 エンタメ・文化 2024/01/05 09:23:00 2024/01/05 11:39:32 2024/01/05 11:39:32 /media/2024/01/20240105-OYT1I50026-T.jpg?type=thumbnail

主要ニュース

おすすめ特集・連載

読売新聞購読申し込みバナー

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)