◇審査・講評 総本部理事 澤野二朗
●推 薦 ： 塚本政隆（岡山市）
●特 選 ： 景山正男（岡山市） 白神佐代子（玉野市）
●準特選 ： 北村きみえ、髙山弥寿雄（岡山市） 近藤謙介（玉野市）
●入 選 ： 安井登志実、山本倫也、竹下俊彦、武田勝彦、三戸康正、島津明申、下須賀 誠、蓮池のりえ、松葉いわお、緋田豊治郎
【総 評】
コロナが終息したとは言え、今まで通りの活動に戻れない中、皆さんの作品創作に取り組んでおられる様子が作品から伺え、いろんなジャンルの作品があり楽しく拝見いたしました。
被写体と出会った時の印象は、主題を生かす画面の大きさや周囲の雰囲気をマッチさせてこそその時の感動が伝えられるのだと思います。安易に被写体に撮らされていないでしょうか？
個性豊かで「オンリーワンの作品」を、県本部、全国公募のコンテストに応募してください。
昆虫の羽根の動きに着目しその動きを美しく表現しています。花の選択や背後が暗くなり羽根の動きが引き立つ場所の設定など、撮影以前の緻密さ、シャッタースピードの設定も良かった
写真ならではの表現。明るい火炎に合わせた露光が適切で、物凄い爆発する空気、炎の動き、目では見ることが出来ない瞬時を見事に写しとめています。画面構成も的確でした。
草もみじ、色ついた雑草も美しく川辺で遊ぶ姿が自然体でとてもいい。光の状態がよく、二人の姿態、お嬢ちゃんが手にする長い草？が二人の動き、意思疎通を感じさせます。
子供の好奇心を見事に捉えています。少し遅めのシャッターの設定で動きに臨場感があり、声を掛けながら楽しんでいる姿が強調され、絵のシンプルさも功を奏しました。
お茶席の少しの休憩、ご婦人の着物の色の変化も画面を引き立て、皆さんの表情がとても和やか。ソフトクリームがミスマッチ？で微笑ましいひと時です。
色ついた木々を背景にシンプルな遊具。子供の位置、目線の動きがお互いの動きを気にしながら楽しむ仲間意識を感じます。地味ですが子供たちが楽しむ気持ちが良く伝わってきます。
「風と戯れる」 安井 登志実（ 井原市）
「火渡り大祭」 山本 倫也（ 倉敷市）
「寒村」 竹下 俊彦（ 岡山市）
「雨の宮上がり」 武田 勝彦（ 小田郡矢掛町）
「収穫の頃」 三戸 康正（ 岡山市）
「恵みの秋」 島津 明申（ 倉敷市）
「七五三の帰りに」 下須賀 誠（ 倉敷市）
「笑顔はじけて」 蓮池 のりえ（ 岡山市）
「秋日和」 松葉 いわお（ 笠岡市）
「古里の秋」 緋田 豊治郎（ 岡山市）
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