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OnePlus、初の折りたたみスマホ「Open」を約25.5万円で発売へ

» 2023年10月20日 08時42分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 中国OnePlusは10月19日(米国時間)、同社初の折りたたみ端末「OnePlus Open」(以下「Open」)を発表した。米国などで同日予約受け付けを開始しており、発売は26日。米国での販売価格は1699.99ドル(約25万4700円)だ。予約するとデバイスを200ドルで下取りするので実質1499.99ドル(約24万4800円)になる。

 open 1 「OnePlus Open」のサイト

 OnePlusの創業者で親会社のOPPOのCPO(最高製品責任者)も務めるピーター・ラウ氏は3日にこの端末をチラ見せした。その際は隠されていた背面は大きな円にアウトカメラが配置されていた。

 open 2 背面

 OnePlusにとっては初の折りたたみだが、既に2代の折りたたみ端末を販売している親会社OPPOとの共同プロジェクトだ。OPPOはOpen発表の直前に3代目折りたたみ端末「Find N3」を発表している。

 oppo Oppoの「Find N3」

 OpenはFind N3をベースにはしているが、独自のアラートスライダーが組み込まれている。アラートスライダーは、OnePlus端末の特徴の1つで、スライドすることで端末の音を消せるスイッチだ。


 ヒンジ構造はFind N3と同じで、米Googleの「Pixel Fold」や韓国Samsung Electronicsの「Galaxy Z Fold5」のおよそ5倍の、100万回の折りたたみサイクルに耐えられるとしている。

 hinge ヒンジ

 広げた状態の厚みは5.8mm、重さは239g(合皮仕上げ)あるいは245g(ガラス仕上げ)。内側のディスプレイサイズは7.82型(2440×2268ピクセル、リフレッシュレート120Hz)、カバーディスプレイは6.31型(2484×1116ピクセル、120Hz)だ。

 OSはAndroid 13ベースの「OxygenOS 13.2」で、タスクバーなどAndroidの大画面対応機能を継承している。

 アウトカメラは、ソニーの4800万画素の“ピクセルスタック”センサー「LYTIA-T808」、3倍光学ズーム対応6400万画素の望遠、ソニーの4800万画素の超広角のトリプル構成。インカメラというか、自撮り用カメラは2つあり、内側に2000万画素、外部ディスプレイに3200万画素のカメラが1つずつ配置されている。

 open 3 トリプルカメラ

 プロセッサは「Snapdragon 8 Ge 2」、メモリは16GB、ストレージは512GBの一択。バッテリーは4805mAh。


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