「相手のペース」させない 立正大淞南が見せた集中力 中国高校野球
2025年10月26日10時15分
立正大淞南の金城旬太朗選手=2025年10月25日午前11時26分、ユーピーアールスタジアム、堀田浩一撮影
※別ページで拡大画像がご覧いただけます。
勝利まであと1歩届かなかった立正大淞南。相手投手陣に2安打に抑えられたものの、少ない好機を生かして3得点し、集中力の高さを見せた。
好打の一つは、チーム2安打目となる金城旬太朗選手（1年）の適時打だ。1点を追う四回裏、1死満塁の場面で高めの直球を中前に運んだ。「ここで点が取れなかったら、完全に相手のペースになると思った。間を抜くゴロを意識した」
ミート力には定評がある。この秋の県大会準々決勝でも、大社の速球派投手から適時打を放った。課題は体力だといい、「九回までしっかり打てる体力をつけたい」。甲子園出場をかけた来夏の島根大会を見据えた。（堀田浩一）