【11月1日 AFP】モルディブは1日、2007年1月以降に生まれた人を対象とする禁煙法を施行し、特定の世代のみの喫煙を禁止する唯一の国となった。保健省が発表した。

11月1日に施行された法律は、「公衆衛生を守り、たばこと縁のない世代づくりを進める」ことを目的としていると保健省は説明。「新しい規定の下では、2007年1月1日以降に生まれた人は、モルディブ内でたばこ製品を購入、使用、または販売されることが禁止される」と付け加えた。

この措置は、同国を訪れる観光客にも適用される。

英国で提案された類似の法案はまだ立法過程にある一方で、同様の禁煙法を最初に制定したニュージーランドは、導入から1年足らずの2023年11月に撤廃した。(c)AFP