写真はチームのKyrre Glette君とJim Torresen教授。
従来のハードウェアはいったん組み立てるとソフトで命令を下してやらないと変わらなかった、それが彼らが作ったハードでは予め「遺伝子」のようなものが備わっていて、目の前のタスクをこなすのに一番効率的なハードのデザインを自力で探し出すことができるんだそうです。
ある問題を解決するのに最良のデザインを探し出すには2~3万世代かかります。これを人力で探そうと思ったら8~90万年もかかってしまうところ、彼らのハードではたったの数秒で済んでしまうそうな。すごいですねー。
チームが2004年に手掛けた最初のロボはニワトリの『Henriette』君で、歩行を学習したようです。チームではさらに、地下2000メートルの油田パイプの敷設などに活用できないか実用化を検討中とのこと。期待半分、怖さ半分の研究分野ですね。
(編訳/satomi)
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