🌏 はじめに:再び動き出した“アラスカの炎” 2025年、日本はアメリカとの間で約80兆円規模のエネルギー・投資協定を締結しました。その中核に位置するのが、アラスカ州で進む大型LNG(液化天然ガス)プロジェクト。50年前、日本が初めてLNG輸入を始めた地が、今ふたたび注目を浴びています。 この動きは単なる資源取引ではなく、「同盟・産業・安全保障・GX(グリーントランスフォーメーション)」が一体化した国家戦略の一部です。 本シリーズでは、 「なぜ今、アラスカなのか」「日米のエネルギー協力はどこへ向かうのか」を3つの視点――過去・現在・未来――で整理しました。 🔹 第1回:過去編 ― 日米の絆は“…